【金峰山登山】瑞牆山荘登山口からの登山道の特徴と初心者向け注意点をご紹介!

登山

こんにちは! arioです!

少し前になりますが、夏休みを利用して山梨県にある「金峰山」へ行ってきました!

片道3時間かけて、ちょっぴり遠征しての登山に挑戦!前回の塔ノ岳に続く、少々難易度高めの山に来ました笑

今回4度目の登山にして、すでに標高差1000m以上ある登山でないと満足できない身体になってきました!

今回登った金峰山の瑞牆山荘登山口からの登山道の特徴は、

「歩行距離が長い!道迷いをしそう!鎖場がある!岩肌を歩く危険スポットがある!」といった「初心者にとっては、色々な要素が詰まった初体験が多い山」であると私は感じました。また、標高が高い山であるため景色が最高です!

そこで今回も、初心者目線で登山道の特徴をお届けするとともに、初心者目線で「瑞牆山荘からの登山道について気になったこと・注意点をお届けさせていただきます!

金峰山概要

金峰山は山梨県と長野県の境にある、標高2599mの山です。

私がスタートした瑞牆山荘からのルートで頂上まで標高差1254m、総歩行距離11.8kmと長めの登山道です。※いつも通りYAMAPにより自動で導かれた値です。

下の記事でも書かせていただきましたが、周辺にあまり多くの駐車場がありません。。。金峰山登山には「瑞牆山荘すぐ近くの駐車場」をオススメします!広い駐車場にトイレも近くにあり、便利な駐車場と言えます。

30代前半男性の私の足で登り約4時間、下り約4時間掛かりました。ただし、今回からカメラを背負って登山を始めることにしたので、立ち止まって撮影する時間も含んでいます。また、後程、登山道の様子の章で写真付きで説明させていただきますが、道迷いしそうなスポットがいくつもありました。。。

私は、「 写真撮影で立ち止まる+道迷いスポットで立ち止まる 」のダブルパンチで所要時間が長くなりましたので、金峰山登山が初めての方には私のように撮影しなかったとしても、道迷い防止のための地図確認による時間ロスだけは注意が必要であると考えます!経験が少ない登山初心者の方は特に注意が必要だと考えます!

とは言うものの。。。撮影することで時間を要してしまいますが、立ち止まって撮影する価値があるほどの景色だと私は思います!

雲と同じくらいの高さから低山を見渡せたり。。。

遠くに綺麗な富士山を眺めることができます!!!

どこも感動するレベルの景色だったので、お天気が良い日には是非カメラを背負って行ってみてください!!!少しカメラの出番が少なくなっていたソコのアナタ!!!こんなきれいな景色を撮ったらカメラ欲が一気に再燃しますよ!!!笑

ここで登山にカメラを持っていたことが無い方に向けて、登山向けのカメラケースをご紹介します!!

mont-bellの「 プロテクション アクアペル 3L 」!!!

このケースは防水仕様で、袋の中も2層構造になっており、カメラを衝撃や汗などの水分から守ってくれます!!触ってみると分かるのですが、結構フカフカしてます。注意点は防水バックのため、勝手に空気が抜けないので、しっかり空気を抜きながら封を閉めることです。

このほかにも0.5Lと2Lサイズもあるのですが、フルサイズ1眼レフカメラのd750を持っている私にとっては小さすぎました。。。

3Lサイズで、フルサイズボディに35mmの単焦点レンズを装着したままで少し余裕があるレベルで収納可能なイメージです。


瑞牆山荘登山口からの金峰山登山道の特徴

登山道の特徴は以下の通りです!!

  1. 道迷いスポットが多い
  2. 道迷いスポットにて立ち止まり、地図を確認する頻度が高くなるため、結果、所要時間が長くなる
  3. 塔ノ岳に比べると勾配がキツイ区間は少ないが、総歩行距離が長い
  4. 鎖場アリ、岩の表面を歩くスポットアリ、急勾配アリと初心者にとっては一度に多くの経験ができる
  5. 雲取山、塔ノ岳と比べると、「落ちたら死ぬ!」と感じる初心者にはスリル満点の高度感満載スポットあり

瑞牆山荘登山口からの金峰山登山の注意点

注意すべき点は3つ!!!初心者は特に気を付けてください。。。

  • 「道迷い」
  • 「慣れないor初挑戦となる鎖場と岩肌歩き」
  • ザックは必ずストックが収納できるタイプを持っていくこと!グローブがあると鎖場や岩肌歩きの時に手のケガのリスクを下げられる

初心者にとっては、結構な心配要素になるモノばかり!だと私は感じました。。。塔ノ岳のようにトレイルランナーが多いので上手く避けましょう!とはレベルが違います。大げさに言いますが、間違えたら死にます。

「道迷い」については、下の写真のようにどこが登山道なのか迷ってしまうようなスポットが登山開始直後から、現れます。当然GPSアプリを見ながら歩いているのですが、紛らわしい道が多数。。。初めて登山中にあんなにたくさん立ち止まって地図確認をしました。目印のピンクリボンもすぐに見つからない場所もあったので、知らないうちに道を外す危険もあり、要注意です!!!

また、ピンクリボンを見つけたものの、その場が歩きにくいことを理由にピンクリボンから少し離れた写真の赤丸部分のような歩きやすい場所を歩いていると、知らぬ間に登山道から逸れてしまう危険もある!と私は感じました。常に地図確認とピンクリボン確認を怠らないようにすべきだと考えます!体力温存のために歩きやすい場所を選びながら進むのも大切ですが、道迷いはとても危険なので気を付けましょう!

「鎖場と岩肌歩き」とは下の写真のようなスポットを指します。ここを通過する時には、ストックが邪魔になってしまいます!岩肌歩きについては慣れてらっしゃる方だとは思いますが、ストックを使いながら器用に通過されている方を複数名目撃しました。しかし、初心者はストックの扱いに慣れていないので、絶対にストックを使って岩肌を通過するのはやめた方が良い!と私は考えます。なぜならば、ストックで突く場所を間違えた状態で体重をかけた時、ストックが滑って人間もろとも滑落する危険性が高いと感じたからです。よって面倒ではありますが、私は岩肌スポットに来たら、毎度ストックをザックに収納し、手足を使って安全且つ着実に進みました。

写真の鎖につかまって上まで目指します!雨の日の翌日は岩が濡れていて滑る可能性がありますので要注意です。

下の写真の赤丸部分が歩く場所なのです。。。左側は落ちたら最後!な場所でした。登山初心者にとっては結構驚くスポットだと思います。

鎖場については、スタート地点があまり広くなかったので、鎖で登っている途中にアクシデントで滑って落ちてきたときに勢いで、スタート地点を飛び越えて崖下に転落する!という最悪のパターンがあると感じました。。。鎖で捕まるところがあるからと言って気を抜いてはいけません!雨の日や雨が降った翌日の早朝は鎖が濡れていて手が滑るかもしれない!岩の表面が濡れていて足が滑るかもしれない!といったように多くの危険が潜んでいます!注意して進んでください。

arioが登った登山道の様子を写真と共にご紹介!

スタートは瑞牆山荘近くの無料駐車場です!!

スタートしてから30分ほど進んだところで瑞牆山が見えてきます。ここが第1写真スポットです!

さらに写真のような森林を抜けて、、、

鎖場をクリアすると、、、

景色が一気に開けます!

綺麗な景色を眺めながら危険な岩肌をひたすら進み。。。

ようやく頂上に到着です!この景色を眺めながら食べるパンは格別でした!

まとめ

今回は山梨県と長野県の境に位置する「金峰山」の特徴と注意点について初心者目線でお伝えさせていただきました。

瑞牆山荘からの登山道の特徴は、、、

  1. 道迷いスポットが多い
  2. 道迷いスポットにて立ち止まり、地図を確認する頻度が高くなるため、結果、所要時間が長くなる
  3. 塔ノ岳に比べると勾配がキツイ区間は少ないが、総歩行距離が長い
  4. 鎖場アリ、岩の表面を歩くスポットアリ、急勾配アリと初心者にとっては一度に多くの経験ができる
  5. 雲取山、塔ノ岳と比べると、「落ちたら死ぬ!」と感じる初心者にはスリル満点の高度感満載スポットあり

注意すべき点は、、、

  1. 「道迷い」
  2. 「慣れないor初挑戦となる鎖場と岩肌歩き」

金峰山は、景色がとても良いだけではなく、鎖場・岩肌歩き等、初心者にとっては1度の登山でたくさんの経験を積める山だと思います!

是非、挑戦してみてください!

以上です。

ありがとうございました!

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